この数日…台風6号の動向が気になって
テレビでNHKをつける日々が続いている
偶然に…その歌声を聴いたのは
8/6日曜日の朝だった!
息子と遅めの…朝食中だったが
どうにも、台風の動きが気になってしまい
テレビをつけたら…その歌声が流れて来た!
今年、87歳になる石垣島在住のジャズシンガー
斉藤禎子さんの…優しくそして悲しく
まるで…人生そのものを伝えている様に聴こえた
若い時から、米軍基地で歌っていたと本人の紹介があり
ずっと、ご主人と二人三脚で歌を歌って来た…と
そして、最愛のご主人が64歳で亡くなられ
それから、しばらくは歌う事も音楽に触れる事もできなかった…と
数年後、ふらりと立ち寄った喫茶店で
ジャズのスタンダード曲の「シングシングシング」が流れていて
聞いたら、身体が揺れて、歌いたくなった!と語られていた
やっぱり…自分にはジャずしかない…そして歌うことだと
ついつい…朝食の途中だったが
私は、ソファーに座り込み歌を、テレビから流れて来る曲に
自然と…涙が流れてしまった
つい…自分の事と重ねてしまったのだ
もうすぐ…八月盆
今年は、主人の初盆だ
先週から、主人の事を思って沢山の方がお参りに来ていただいている
又しても…主人の事を思わずにはいられなかった
マイウエイ❗️の歌が流れた
もちろん…布施明さんが歌っているイメージが強く
「今船出が近づくこの時に ふとたたずみ 私は振りかえる〜〜」
でも、斉藤禎子さんが歌われた和訳は違った
今…人生の終盤にかかっている
振り返ると…
辛いこともあったが…楽しいこともあった
やりたいこともやり…人生に後悔はしていないと
昨年、主人が病気がわかってつぶやいた時があった
余命宣告を受けて…ずいぶんと苦しく悲しみのどん底であったろうに
私には、お前がこの病気でなかったから良かった
60歳も過ぎる歳まで生きれた
息子達も、30歳を過ぎて大人になり…結婚もした
心配だった両親も…介護施設に入った
もう何も、心配はないと
振り返れば…私はどれだけの言葉と愛情を主人にもらったのか!…と
お前がいてくれて…本当に楽しかった、幸せだった
両親の事では…苦しい思いをさせて本当にすまない…とも
とても…主人が言い残した言葉が
マイウエイの歌詞とシンクロして
涙が止まらなかった
今年は、11日から盆休みに入る
主人の初盆を迎える
ちゃ〜んと、丁寧に主人を迎えて送ってあげようと
自分の人生を貫いた主人を思って…