自分らしく…大学病院の力  5

待ちに待った…3月25日

主人は、S総合病院を退院した

桜🌸🌸が満開で、明るい日差しの下

風に舞い散る桜が綺麗だった

又しても、私の頭の中で

ケツメイシの曲が、流れていた

泣きたい気持ちで、いっぱいだったが

主人は、まだまだ元気で、まさか病気とは?見えなかった

 

泣く暇なんか無い

 

これからの事を考えなければ…と

 

それから、私と主人は加入している保険会社の相談コーナーに

質問や不安、生活、不安な事を尋ねていった

いろんな治療法もある?らしいが

主人の状態に合うものは少なく

 

それでも、大学病院にセカンドオピニオンで相談する事にした

入院していたS総合病院からのカルテなどを預かり

大学病院を…まずは予約して

 

初めて行く、大学病院は大きくて

やっぱり、何となく怖かった

通勤途中にあったので、毎朝

大学病院に曲がる車で混雑しているのを

よそ目では見ていたが

 

予約をした日よりも前に

主人は他の病院で、PET検査を受けるように言われ

その結果は、本人には告げられず

呼ばれた大学病院の診察室で、説明を受けた

 

50才くらいの長身の男の先生だった

たんたんと話されて

まずは…手術です!

手術が出来るか、どうか?

調べる為に、来週入院の手続きをしましょう!

と、言われ

そこに、私達は微かな望みを託して

 

その時、私は思わず先生に

「仕事を辞めて治療に専念した方が良いですよね?

   それから、生活の中で注意する事は?」と

すると、先生は

「仕事は本人が決める事です…

ただ、胆嚢炎が怖い!

高熱が出たら、すぐに連絡をして下さい」…と

 

それから、一週間も経たないうちに

夕方、主人は事務所で熱発し、ガクガクと震えた

先生の言葉を覚えていた私は

すぐさまに、救急車を呼んで

大学病院へと告げて

私も、自分の車で追走した

 

不安でいっぱいだった

コロナ禍で、抗原検査の結果がわかるまでは

救急外来に主人は寝かされていて

不安な時間だった!

 

4月12日

主人は、再び入院する事になり

それから…大学病院でお世話になる生活となった!