孤独な夜!

夜になると…人は何故孤独を感じるのか?

昼間のギラギラとした熱い太陽が沈んでしまうからなのか?

賑やかな人の声、スピーカーから流れるさまざまな音楽

道路を走り抜けて行く車のエンジン音

摩擦で生じるタイヤの音

スマホに流れるLINEやメールの着信音

何かしら…しなくてはいけない事があるから

仕事だったり、買い物、子育て、介護…などなど

十人十色…各人各様とさまざまな毎日であろう…と

 

そして…夕方

もしくは…夕暮れ、日暮れ…たそがれ…と

日本にはさまざまな素敵な言葉があると思う

特に…私の好きな言葉が「逢魔が時」である

私が学生時代によく読んでいた

萩原朔太郎の詩集にも出ていた記憶があるのだが

だんだんと日が暮れて、夜に切り替わる瞬間の時

名状しがたい…うまく表現が出来ない

微妙な瞬間

魔物に遭遇する!?とかの表現もあり

何か…怖さを感じる

民話や映画などで登場する吸血鬼も鬼も…夜を好むとも

 

リビングに座り

息子との食事も終わると

とても…部屋が広く感じて

一瞬…音の無い世界に入ってしまった?のかと感じる程

テレビもついているのだが

その時…とても孤独を感じてしまう

原因は自分でもわかっているのだ

もちろん…主人が亡くなってしまったからだ

わかっているのだ

元々…人と話すのは好きだし、異常に敵対された経験もなく

趣味もあり、どちらかと言えばポジティブな性格だと思うのだが

でも、人懐っこく寂しがりでもあるのかもしれない

 

昨今、世の中は「孤高のグルメ」とか「一人焼肉」「一人カラオケ

コロナ禍にいたっては、旅行も一人が楽しめる…が

もてはやされる時代だ

 

きっと…誰しも孤独はあるのだろう

感じるのだろう

たくさんの家族に囲まれている人にも

賑やかな空間にいたとしても

 

そう!心の中に鬼や魔物が顔を出して来る時間が

孤独なのかもしれない

 

そう言う私も…

世が明けて…今だったら5時過ぎには明るくて目が覚めてしまう

年齢と共に …早く目が覚めるようになったのだ

今日も、新しい一日が始まる

朝食の用意と息子と私の弁当を作り

洗濯を干して…出勤の用意にかかる

パートになった今…以前と比べると非常に楽になった仕事だ

 

孤独も…楽しまないといけない時代だ

自由にのびのびと…好んで孤独を楽しもう❣️