自分らしく…大学病院の力   9

金曜日に退院して

一日経った…日曜日の朝

主人は、高熱で4回目の入院となった

けたたましい救急車のサイレンの音が

日曜日の静かな朝を…うるさく

そして…主人を乗せて連れて行った

 

順調と思われた最初の化学療法で

異変が起きたらしく、身体の中で出血

 

そして…今回もイヤと言うほどの

抗生物質の点滴

主人は驚き…担当の先生に尋ねた!そうで

「こんなに、毎日、毎日…点滴をして大丈夫ですか?」と

 

健康だった主人の顔は

どんどん、青白くなっていった

 

そして

12日めの26日に、ようやく退院となった

 

もう、何が何だか?わからない事ばかりだった

詳しい説明もなく

主人には、伝えてあったのかもしれないが

あえて、私には…心配かけないようにと

話しをしなかったのか?

 

それから、5日目の31日が、退院後の通院日となっていた

 

今日は、無事に主人が帰って来れますように

何事もなく…と

ただただ、いつも願うばかりだった

そう思っている私に、主人から電話があり

「血液検査の結果数値が悪いから、今日から入院してくれ…と、言われた」

 

苦しくて、苦しくて仕方がなかった…が

電話の中では、元気よく主人を励まし

 

入院の準備をするだけだった

5月を振り返ると、主人が出勤出来たのは

4日間だけだった!

 

6日間の入院が終わり、

やっと何回目の入院だったか?退院が出来た!

そして、主人は元気になって帰って来た!

週一のボウリングにも参加

焼肉も家族で食べに行った!

 

 

    (庭の紫陽花が咲き始めていた…頃)

仕事も、忙しく

充実した日々を送る事ができ

主人が、病気だった!ということを忘れる程だった

 

暑い💦夏もそこまで

季節は、6月…梅雨に入ろうとしていた。