自分らしく…大学病院の力   8

GWが…終わると

主人は、5月10日から大学病院へ

化学療法の為に、入院となった

 

コロナ禍で、お見舞いに行く事も許されず

ただただ、私は毎日主人の代わりに

仕事を頑張るしかなかった

 

主人への問い合わせに、「検査入院です…

心配ないです」…と、

毎日、嘘をつきながらの生活は本当に

思った以上に、私の心が傷付いていった

 

それでも、夜になると

LINEのビデオ通話でかけて来てくれた

私が、今日会った事やテレビ番組の話

そして、主人は「疲れたろ?迷惑かけてごめんね」

と、私に気遣いの言葉をいつもいつも、かけてくれた

 

そして、翌日

     (主人の財布に入れてあったカード…一言も私には言わなくて)

 

主人は、胸に埋め込み型ポートを入れた

「痛くて、怖くて…仕方がなかったよ」…と

「研修医の先生に、やらせるから…時間はかかるし

何回もやり直しでイヤになった---」とも

珍しく…弱々しい主人の声だった

 

そして…翌日

化学療法が始まった!順調だったらしく

13日には、退院が出来た!嬉しかった❣️

 

しかし

再び…翌々日の15日の朝、主人は熱発し

自宅から、救急車で

4回目の入院となった!

 

今…思えば

これが、最良の治療だったのだろうか?と

 

この私の寂しさと苦痛は…

どうやって、癒したら良いのだろうか?

 

弱気になってしまう…私だった!

  (  5月15日頃 ハウステンボスで一目惚れした

     ピエール・ドゥ・ロンサールがきれいに咲き始めていた)