7月に入り
暑い夏もそこまで来ていた
週一回の化学療法を受けながら
主人は…普通の生活が過ごせるようになっていた
その間にも、3月に施設に入所した母が
急激に血圧の上昇が見られ
深夜に病院へ行くので…至急来て欲しい!との
電話が入り
主人は…コロナ感染者が多い中
恐る恐るで…深夜に病院へと出かけて行った
一緒に行こうか?と言ったが
俺…一人で良いよ…と、伝えて
眠れるはずなんか!?と思いながら
主人からの電話を待ち、その夜は一睡も
できなかった!
主人が帰って来たのは…朝方だった
母は…落ち着いた様子で心配はなかった…と
ただ、深夜の大病院の待合室は…コロナ感染者の疑いの人で
多くて…怖かった!と
化学療法で免疫力が弱くなっている主人には
過酷な夜であっただろう!と辛くなってしまった
もちろん…主人の両親には
長生きして幸せでいて欲しい!と思う気持ちと
これ以上…主人を苦しめないで欲しい!と
私の心の中は…複雑だった
まさかまさか…両親より主人の方が早い事なんてないよね
…と、私の頭の中をいやなネガティヴな気持ちが湧いて
順調そうに見えて、思えた両親の
介護施設での生活に変化が起きていた
( 庭では種から育てたひまわりが咲き始めていた…
太陽に向かって力強く咲く姿に勇気をもらえる気がした)
8月に入った土曜日の夜
近くに住む息子夫婦がアイスを買って来てくれた
美味しそうに食べる主人の顔を見る…幸せな時間だった!
その時間を引き裂くように主人の携帯電話がなった
父からだった
泣いて…電話をかけて来たのだ!
ついに…お母さんがおかしくなった!と
5年程前から、義母の変調に気付いてはいたが
翌日の日曜…朝から主人と二人で面会に行った!
朝から…うるさいくらいに蝉の鳴き声がして
暑い💦夏だった!